●おそらく3~4年前からこのブログで発生していたエラー

もう6~7年前?
Yahoo!ブログがサービス終了となり、ライブドアブログに移管する時、年間1万円くらい(だったかな・・・今は数千円みたいだが)かけて独自ドメインをとり、HTTPS(セキュアな通信)にも対応させていた。それなのに、なぜこんな警告が出るのかよく分からなかった。
しかも、いつも出るわけではない。普通に表示される時もあれば、突然警告が出る時もある。何度かアクセスすると普通に表示されたりもする。意味不明。
鬱陶しいし、何より人様が見た時にみっともないので、ずっと直したいとは思っていた。
●ただ、原因を調べるだけでも相当面倒くさそうだった

このブログはYahoo!ブログ時代から数えれば20年モノ。
昔のURLも大量に残っているだろうし、仮に原因が分かったところで、何百、何千という過去記事を確認することになる予感しかしない。
所詮は遊びでやっている個人ブログである。そこに何十時間、下手をすれば何百時間も投入する気にはなれず、「鬱陶しいなあ」と思いつつ数年間放置していた。
●ところが2026年。状況が変わった!
ここ1年半以上、仕事でもプライベートでも使い倒しているChatGPT。最近は調査だけでなく、プログラムを作らせてブラウザ操作を自動化するようなこともするようになった。
だったら、これも自動的に解決できるんじゃないか![]()
?
ちょうどお盆休みで時間もある。そこでチャッピーに相談しながら、まず「そもそも何が起きているのか」を調べるところから始めてみた。
●調べていくと・・・
どうも、昔使っていたURLが過去記事の中に残り、それをブラウザが読みに行くことが今回の警告に関係している可能性が見えてきた。旧URLはhttps化していない(セキュリティが脆弱な)URLで、現代の基準に合っていないのである。
KOU「しかし、なんでそんなもんが残ってるんだ・・・
そういえば、Yahoo!ブログからライブドアブログへ移ったあたりで、「同じブログなのに複数のドメインを設定する」という様なややこしい事をやっていた事を思い出した。あれが悪影響を与えているのかも知れない。長寿ブログならではの遺物である。
チャッピー「横着シナイデ、全体を調査スベキデス」
KOU「ううっ![]()
」
仕方ない。
いきなり記事を書き換えることはせず、まずブログ全体を調査した。
●調査と修正の流れは、だいたいこんな感じ。

公開記事 1,427記事を調査
↓ブログ記事内から 2,116件のURL(リンク)を検出
↓
ここで「こんなのやってられっか!」となり、
完全自動調査・修正の方針をとる。
↓旧URLが残っている記事を抽出し、修正対象を特定
↓自動処理の対象となったのは 164記事
↓うち 120記事はすでに修正済みだったためスキップ

↓最終的に 7記事・13URLを書き換え
↓修正後の記事をもう一度開き、旧URLが消えていることを確認
↓途中で想定外の状態になった場合には、保存せず自動停止する仕組みを導入

↓最後に下書きを含む 2,350記事を全件監査
↓正常2,350記事/旧URL残存0件/読み込みエラー0件を確認

「結局、直したのは13URLだけ![]()
?」・・・という感じもするが、その13URLがあのエラーの元凶であり、それらを安全に特定するためにブログ全体を調べているので、実際にはなかなか大掛かりな作業だった。
実際、チャッピーに「全部よろしく!」と頼んで、あとは昼寝できたわけでもない。
チャッピーと相談しながらブラウザを自動操作するプログラムを作り、実際に走らせてみる → 途中でエラーが出れば止める → 原因をチャッピーと調べてプログラムを修正し、構文をチェックして、また走らせる・・・
また、20年分の記事なので、AIだからといって全面的に信用して一気に書き換えさせるのは、さすがに怖い。AIに働かせ、人間が確認する。その繰り返しで進めた。
さらに、記事を書き換えたからといって「たぶん直っただろう」で終わらせず、保存した記事をもう一度開いて旧URLが本当に消えているかまで自動確認するようにした。(チャッピーが「横着スルナ」言うから・・・)
途中、ライブドア側から「503 Service Unavailable」が返ってきて止まることもあった。そしたら、またチャッピーと相談して、「503が出たら30秒待って同じ記事を再試行する」という処理を追加する。また別のところで止まれば、原因を調べて対策する。
・・・そんなことを繰り返しているうちに、プログラムは多少のトラブルなら自分で待って再試行し、何事もなかったように次の記事へ進むようになった。
●最後の全件監査は結構な時間がかかった

画面には時々「503を検出」などと表示されるものの、しばらくすると勝手に復旧して、また淡々と次の記事を確認していく。1時間半ほど外出して戻ってきても、PCではまだ黙々と20年分の記事を調べ続けていた。
そして最終的に、
2,350記事確認。旧URL残存0件。読み込みエラー0件。
終了。
●凄い時代になったものだ

数年前の自分がこれをやろうとしたら・・・
・まずSSLやWebの仕組みを勉強。
・原因を調査し、仮説を立て、検証。
・プログラムを勉強し、失敗して、また調べて……
考えるだけで、気が狂いそうになる作業だ。
そして原因が分かったところで、その先には20年分の記事が待っている。
余裕で数百時間コースだったんじゃなかろうか。
しかし、今回、自分自身がPCの前で使った時間でいえば実質半日程度だった。
数年間放置していた鬱陶しいエラーが解消してしまった。
これなら。
以前から考えている「当ブログのHP化」も簡単に出来そう。
「ブログ」というサービスはいつ終了になってもおかしくない状況となって久しい。ライブドアブログも、いずれ終了になろう。
このブログ、儲かるわけでもなし(むしろ金が出ていく)、コミュニケーション目的で使用しているものでもないが、いつの間にか20年分の詳細な記録が蓄積して、僕自身のアイデンティティ~そのものになり、自分の旅記録を振り返るのに欠かせないものとなってしまった。
HP化して、自分自身が「もういいや」という気持ちになる時まで、閲覧・更新できる様にしておきたいと思う。
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なお、昔からこのブログをご覧いただいている方で、ブックマークが旧URL、
http://blog.nagoyabrompton.jp/
のままになっている方がいたら、この機会に現在のURL、
でブックマークを作り直していただけるとありがたい。
旧URLでアクセスしても新URLに転送されるので安全性には何の問題も無いけれど、あの警告が無意味に出てしまう筈。
混乱を避ける意味でも、今後はこちらからアクセスしていただくのが確実である。
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考えてみれば、なかなか不思議な話だ。
2000年代に自分で書いた記事を、2026年になってAIと一緒に修理している。
当時は、将来自分のブログをAIと一緒にメンテナンスすることになるなんて、想像したこともなかった。
旅の記録ばかり書いているこのブログだが、今回は少しだけ電脳世界の奥へ入り込んだ旅になった。
20年もブログを続けていると、こんな旅をする日もあるようだ。




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