ブロンプトンでGO!
道北旅ポタ 2025夏
「18_港町・稚内の夜はふけゆく(*v.v)。。」【2日目】篇
●2025年7月22日(火)18:26 (日本時間)

予定「利尻島のんびりライド」→現実「利尻島逆風ライド」となってしまい、僕はかなり疲労していた。
●稚内のまちに夕闇が迫る
・・・脚はだいぶ疲れたが、走行キョリは60kmかつ冷涼な向かい風を浴び続けていたので、汗はそんなにかいていない。
ここは、そのままお店に行こう。
昨日も行った『網元』に!
●18:45
大将「・・・おう、来たのか」
昨晩同様、本当に不愛想な人なのだが、キャラクターが既に分かっているので臆する事もない。
KOU「ハイボールおねがいします
大将はすぐにハイボールを作ってくれた。
ゴキュゴキュゴキュ…><。
KOU「アヒィ、美味い>▽<;!」
●しかし、本当に味のある店だね
ネット検索などは一切せず、出たとこ勝負で店に入る僕。
故に、こういう渋い店に入れるかどうかも「すべて偶然」に委ねられる。
過去のポタ旅で、ここまで「味」のある店に入った事はあったかな。
・・・無いような気がする。
厨房でずっと作業していた女将さんが出てきて、声をかけてくれた。
女将さん「また来てくれたのね
KOU「『たこしゃぶ』を食べないと稚内を離れられませんからね!よろしくです
・・・ひと通り注文すると、女将さんは厨房に入っていった。
●「KOU・心を洗う旅のテーマ曲(*v.v)。。その2」(猫叉劇団「Afterimage d'automne」)
●・・・静かな時が流れる
今日も北海道は日本で一番暑かった。
オホーツク海側の紋別などは40℃。エアコンが無いお宅がまだまだ多いから、大変な騒ぎになっている。
『・・・しかし、エアコンが増えれば増えるほど、排熱で環境は暑くなるんだよなあ・・・』
ちなみに、利尻島は27℃といったところで、名古屋の人間からすれば涼しいくらいだった。
●女将さん「おまちどうさま!」
ワンパターンで申し訳ないが、旅の食事としては刺身がぶっちぎりで好き
港町ならなおさらだ。
・・・寝かせ方とか、隠し包丁とか・・・
ひとつひとつ、とても丁寧に女将さんが調理しているのがわかる。
ひとつひとつ、時間をかけて、ゆっくり咀嚼しながら味わう(*v.v)。。
・・・ウーハイも頼もう。
大将がキンキンに冷えたウーハイをすぐに出してくれる。
『昨日は【大将=役立たず】みたいな扱いだったけれど、なんだかんだでいいコンビネーションじゃないか
KOU「じゃあ、いただきましょう
女将さんがカウンター奥で魚を焼き始めると、いい香りが店内に漂い始めた。
そして、新しいお客がバラバラに、3人入ってきた。
40代、50代、60代と思しき男性客が1名ずつ。
みんな「旅人」らしい。
バイク、鉄道+バス、そして飛行機で稚内まで来た人たち。
ついこの前、早期退職して2カ月間あちこち旅している人、今日は1人だけれど明晩この稚内で奥さんと合流して道北行くという人、バイクの人は明日から利尻島・礼文島回るという。
それぞれの旅話に、花が咲く。
●女将さん「おまちどうさま
女将さん「のどに刺さない様に気を付けて食べてね。もっとも、あたしたちは小さい頃からこれの骨をバリバリ食べてきたから、本当に骨は丈夫になったのよ
女将さん「それなら、その骨で出汁とって、雑炊にしましょうか
昨日は入荷がなくて食べられなかった、稚内名物の「タコしゃぶ」。
50年前だったかに、この店で発祥したものだというよ。
女将さん「今日はできるわよ
女将さんがナベをこしらえると、大将がカセットコンロとともにそのナベを手際よく運んでくれる。
やっぱり、連携いいじゃないか。
そのやり取りを見ていた他のお客さんも、次々に「タコしゃぶ」を注文しだした。
●美味しそう!
出汁の中、タコを泳がせて・・・
ポン酢ベースの味噌だれで頂く・・・(*v.v)。。
モグモグ・・・
美味しい
いや、爆発的に何か美味しい、という様なものでもないかも知れない。
でも、「旅の夜の味」として、これ以上のものもなかなかないだろう。
●お新香も、びっくりするほど美味しい
明晩奥さんと落ち合う男性「・・・いや、この店、味があって本当にいいですね。料理も美味しいし。明日、妻を連れてきてみようかな・・・」
KOU「えっ、大丈夫ですか?・・・もっと綺麗な店にしたほうが・・・
男性「たしかにそうなんですけどね、なかなかこんな【味】がある店はないですよ」
KOU「しかし、【懐古旅好きな男性にしか理解しがたい味】の可能性もそれなりにありますよ
●しっかり味わう・・・(*v.v)。。
飲み物もおかわりして、他の旅人や女将さんとゆっくり過ごさせて頂く。
時刻はとうに20時を回っていたが、大将が「もう注文は終わりだ」・・・という事もない。
・・・最高の旅の夜じゃないか。
●・・・ふと、建物のコンクリの床が気になった
KOU「・・・かなり古い木造店舗なのに、床はめちゃくちゃ頑丈なコンクリートなんですね
女将さん「私がこのお店を始めたのは60年近く前なのだけど、鉄工所の建物を買って店にしたの。発電機とか水槽とかのスペースが地下にあってね、使わないからコンクリートでフタをしたのよ」
一同「えええ、鉄工所
女将さんは当時の稚内がどのくらい賑やかだったか、その後どの様な経緯を辿って今があるのかを教えてくれた。
・・・懐古旅好きな男性陣にとって、それはそれは味わい深い話だった(*v.v)。。
時間はぼちぼち21時。
そろそろお暇すべきだろう。
KOU「・・・ありがとうございました
他の人達「んだんだ
女将さん「それが、今年の冬あたりで閉めようと思って
一同「ええっ
女将さん曰く、だいぶ高齢になったし「やりきった感」があるという。
既に80代半ばに近いだろうし、無理なからぬことだ・・・。
明晩奥さんと落ち合う男性「・・・よし、明日、妻ともう一度このお店に来ることにします
KOU「それがいいかも知れませんね
店を出た後、「まだ何か食べたい」という人達は2人連れで繁華街の方に消えていった。
もう1人の人は僕と反対方向の宿らしく、店の前でお別れ。
僕は再び1人になって、宿に向かう。
『一期一会とはよく言ったものだ』
●部屋に戻り、洗濯やら明日の準備やらを行う
さて、明日は朝早く出発。
宗谷岬を経てオホーツク海側に入り、2019年真冬に走った浜頓別(ハマトンベツ)などをパスして紋別のまちまで向かう。
推定走行距離はおよそ180km~。今日、予想外に「脚」を使ってしまったことと「風」が非常に気がかりである。
数年前であれば道しるべになったであろう俺さんのブログも既に見られない。初期の旅では「壮絶なライド」になっていた様な気がするが、もしかすると僕も同じ様な目に遭うかも知れない。
とにかく、走ってみるしかないか・・・
僕は、結構不安になりながら、眠りについた
(つづく)
#ブロンプトン
#旅
#北海道
#稚内
#港町●●の夜はふけゆく
#港町●●の夜はふけゆく
<ヒマつぶしにはなったよ!と思われたら、ぜひ、ポチお願いします!>





















コメント