ブロンプトンでGO!
道北旅ポタ 2025夏
「20_猿払とか鬼志別とか」篇
●いちいちエフェクトとか描かないけど・・・
凄い向かい風だ
もう16~7年以上前、千葉県の柏市に住んでいた頃、凄い追い風に乗って手賀沼を走った事があった。
折り返しの10km地点で逆方向を向いた時に浴びた風を思い出す。
カラダごと押し戻される様な「強い風」だ。
●早くも体力が削られていく
『・・・でも、おかしい。稚内市内の時より、少し弱い気がする
もしかして、風力が少し衰えたか?
●理由はすぐに分かった
右手方向(南側)にある丘が南からの強風の障壁になっている。
強風は地形にぶつかって散ってるのだ。
『・・・この丘、ゴールまで190kmずっと続いてくれないかしら』
●1.9kmほど先
『丘はもうおしまいか・・・
そして、道の方向が真南向きに。
打ち寄せる波を押し返すかの様に水面を走り続ける風紋。
ちぎれんばかりになびく草。
カラダに当たる風が、どんどん強くなってくるぞ・・・
●道は素晴らしいのに・・・
それを愉しむ余裕が全くない
遮蔽物ゼロが裏目に出て、強い風を浴び続けながら走らなければならないからだ。
●クルマなら無害、バイクでもちょっと疲れる程度だろうが・・・
ポタ旅や徒歩旅など、自力の旅だと本当に大変
『いや。古来より、旅とはこういうものだったはずだ』
古の旅人同様、自らの力で都市間移動する事により、景色の移り変わり、空気・気配の違い、自らの疲労を感じつつ、夜、投宿地について「ホッとする」安堵感を愉しむことが、僕の信条・・・(*v.v)。。
だから、必然味わうことになる・・・
●この地獄を
毎度毎度、バカじゃないの
何でこんなムダな事するの??
こんなん、バスやタクシーやレンタカーで移動すりゃいいでしょう!!
●KOU ウザいのぼり坂や向かい風のテーマ(*v.v)。。 FF3 バトル2(植松伸夫 スクウェア 1990 )
●強い向かい風と上り坂のダブルパンチ
今日の行程は過去最長220km。
しかし、それだけ走っても獲得標高は1188mだから、【大体平坦】なんだろう。
それでも1188mは上がるから、上り坂はある
●いきなりちょっとした高さまで上らされた
景色はいい。
本当にいいんだ。
でも、カラダを押し戻してくるかの様な強風が本当に脅威
ゆるい坂でも、降りて押し歩きしたくなるくらい
そして、坂を上りきると・・・
●おおっ
開ける視界にテンションがあがる。
気持ちよく下る
●・・・下った分、またのぼる
ほんと、いつものパターンだな。
上がらなくちゃいけなくなるなら、中途半端に下ったりとかやめてほしい。
キツイ
・・・まもなく、出発から50km地点。
●50km地点は、林で見通しの悪い峠上だった
くそ、たった50kmでこうも疲労するものか。
補給食をかじりながら時計を確認。
ここまでで3時間と5分経過。
宗谷岬で10分ほど休憩したので50kmを走るのに2時間55分かかった事になる。
このブロウルフ(T-LINE 12 Speed)の無風状態平地巡航速度はおそらく時速27~28km。
しかし、ここまでで発揮できている平均速度は時速16.5kmという事になる。
『BROMPTONくんののんびり巡航速度と同じだ』
そして、ここまでの平均速度の中には追い風気味で35km巡航した8km前後も入っている。
『つまり、この後の巡航速度はそれより確実に落ちる』
昨晩~出発前の予想と大体同じ。
紋別に着くのは、早くても19:30過ぎだ。
●景色は本当にいいんだけどな
真冬に来た時、このあたりは暴風雪。
ホワイトアウトで、バスの車窓からは何も見えなかった。
こんな景色が広がっていたのか。
●海に向かってここまで防潮堤がない集落の景色も新鮮
海外でしか見たことない様な気がする。
●かわいらしい中学校も、味がある・・・(*v.v)。。
しかし、立ち寄って見学する余力はない
風がなければこんなん何でもないのに
景色が本当に素晴らしいだけ、よけいに悔しい
そうやって走ってるうちに・・・
●あっ!このバス停は・・・
●2019「真冬のオホーツクに消ゆポタ」で浜頓別に向かうバス車窓から眺めたところだ
真冬と真夏でだいぶ景色は違うが、以前見た場所があるのはちょっと嬉しい。
そう。この先、浜頓別(ハマトンベツ)に着けば、真冬にポタした場所を、今度は真夏にポタできる。
それはかなり楽しみだ。
●それは「たどり着ければ」の話だ
宗谷岬から35kmほど、強い向かい風にあおられっぱなしで疲労がたまってきている
「きゅ、休憩しないと
ホテルからの走行距離は67.8km。
●車体が吹っ飛ばれそうな風は相変わらず
現在時刻は8:30過ぎ。
施設はまだ何も開いておらず、休憩施設などには入れないのが残念。
「しかし、日陰のベンチがあるだけで非常に有難い><。」
僕は、丸いテーブルに突っ伏す様に、ぐったりした。
昨日はたった1周60kmの利尻島ポタでフラフラになった。
そして今日も、たった67kmで既にかなり消耗している。
非常に嫌な感じだ。
●紋別まで153km
強い向かい風がなければ。
平坦であれば。
今の僕+ブロウルフなら、楽勝で走破できる距離。
「しかし、今、この程度の走行時間、この程度のキョリで、この疲労度・・・」
いけるのか?本当に。
それに、さっきから、足首の腱のあたりに「キシキシ」と引っかかるような違和感を覚える。特に痛みはないけれど、なんだろうこれ?
『向かい風がなければ、すごく順調だったはずなのに・・・』
(つづく)
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