●2025年7月23日(水)06:19 日本時間


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僕は稚内市~紋別市220kmの道中の34km地点「宗谷岬(ソウヤミサキ)」にいた。

一応、現代日本の最北端に来ている。

なのに、感慨らしい感慨もない。

その理由は「日本の最北端は樺太(カラフト)だよね!」というプーチン宛ての強い主張もあるが、それよりも・・・










●この向かい風だ
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旅情とか感じている余裕、ない
















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ブロンプトンでGO!
道北旅ポタ 2025夏
「20_猿払とか鬼志別とか」篇













●いちいちエフェクトとか描かないけど・・・
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凄い向かい風だ

もう16~7年以上前、千葉県の柏市に住んでいた頃、凄い追い風に乗って手賀沼を走った事があった。

折り返しの10km地点で逆方向を向いた時に浴びた風を思い出す。

カラダごと押し戻される様な「強い風」だ。









●早くも体力が削られていく
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『・・・でも、おかしい。稚内市内の時より、少し弱い気がする

もしかして、風力が少し衰えたか?










●理由はすぐに分かった
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右手方向(南側)にある丘が南からの強風の障壁になっている。

強風は地形にぶつかって散ってるのだ。

『・・・この丘、ゴールまで190kmずっと続いてくれないかしら』












●1.9kmほど先
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『丘はもうおしまいか・・・

そして、道の方向が真南向きに。















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打ち寄せる波を押し返すかの様に水面を走り続ける風紋。

ちぎれんばかりになびく草。

カラダに当たる風が、どんどん強くなってくるぞ・・・













●道は素晴らしいのに・・・
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それを愉しむ余裕が全くない

遮蔽物ゼロが裏目に出て、強い風を浴び続けながら走らなければならないからだ。












●クルマなら無害、バイクでもちょっと疲れる程度だろうが・・・
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ポタ旅や徒歩旅など、自力の旅だと本当に大変





『いや。古来より、旅とはこういうものだったはずだ』







古の旅人同様、自らの力で都市間移動する事により、景色の移り変わり、空気・気配の違い、自らの疲労を感じつつ、夜、投宿地について「ホッとする」安堵感を愉しむことが、僕の信条・・・(*v.v)。。








だから、必然味わうことになる・・・













●この地獄を
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毎度毎度、バカじゃないの

何でこんなムダな事するの??

こんなん、バスやタクシーやレンタカーで移動すりゃいいでしょう!!












●KOU ウザいのぼり坂や向かい風のテーマ(*v.v)。。 FF3 バトル2(植松伸夫 スクウェア 1990 )












●強い向かい風と上り坂のダブルパンチ
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今日の行程は過去最長220km。

しかし、それだけ走っても獲得標高は1188mだから、【大体平坦】なんだろう。

それでも1188mは上がるから、上り坂はある










●いきなりちょっとした高さまで上らされた
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景色はいい。

本当にいいんだ。














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でも、カラダを押し戻してくるかの様な強風が本当に脅威














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ゆるい坂でも、降りて押し歩きしたくなるくらい










そして、坂を上りきると・・・










●おおっ
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開ける視界にテンションがあがる。

気持ちよく下る













●・・・下った分、またのぼる
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ほんと、いつものパターンだな。

上がらなくちゃいけなくなるなら、中途半端に下ったりとかやめてほしい。













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キツイ

・・・まもなく、出発から50km地点。












●50km地点は、林で見通しの悪い峠上だった
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くそ、たった50kmでこうも疲労するものか。

補給食をかじりながら時計を確認。

ここまでで3時間と5分経過。

宗谷岬で10分ほど休憩したので50kmを走るのに2時間55分かかった事になる。




このブロウルフ(T-LINE 12 Speed)の無風状態平地巡航速度はおそらく時速27~28km。

しかし、ここまでで発揮できている平均速度は時速16.5kmという事になる。

『BROMPTONくんののんびり巡航速度と同じだ』




そして、ここまでの平均速度の中には追い風気味で35km巡航した8km前後も入っている。

『つまり、この後の巡航速度はそれより確実に落ちる』




昨晩~出発前の予想と大体同じ。

紋別に着くのは、早くても19:30過ぎだ。










●景色は本当にいいんだけどな
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真冬に来た時、このあたりは暴風雪。

ホワイトアウトで、バスの車窓からは何も見えなかった。











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こんな景色が広がっていたのか。










●海に向かってここまで防潮堤がない集落の景色も新鮮
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海外でしか見たことない様な気がする。










●かわいらしい中学校も、味がある・・・(*v.v)。。
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しかし、立ち寄って見学する余力はない










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風がなければこんなん何でもないのに












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景色が本当に素晴らしいだけ、よけいに悔しい








そうやって走ってるうちに・・・










●あっ!このバス停は・・・
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●2019「真冬のオホーツクに消ゆポタ」で浜頓別に向かうバス車窓から眺めたところだ
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真冬と真夏でだいぶ景色は違うが、以前見た場所があるのはちょっと嬉しい。


そう。この先、浜頓別(ハマトンベツ)に着けば、真冬にポタした場所を、今度は真夏にポタできる。


それはかなり楽しみだ。












●それは「たどり着ければ」の話だ
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宗谷岬から35kmほど、強い向かい風にあおられっぱなしで疲労がたまってきている

「きゅ、休憩しないと











●猿払村(サルフツムラ)の観光施設が集積する区画についたらしい
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「・・・ここで休んでいこう

ホテルからの走行距離は67.8km。









●車体が吹っ飛ばれそうな風は相変わらず
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現在時刻は8:30過ぎ。

施設はまだ何も開いておらず、休憩施設などには入れないのが残念。



「しかし、日陰のベンチがあるだけで非常に有難い><。」



僕は、丸いテーブルに突っ伏す様に、ぐったりした。


昨日はたった1周60kmの利尻島ポタでフラフラになった。

そして今日も、たった67kmで既にかなり消耗している。

非常に嫌な感じだ。










●紋別まで153km
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強い向かい風がなければ。

平坦であれば。

今の僕+ブロウルフなら、楽勝で走破できる距離。


「しかし、今、この程度の走行時間、この程度のキョリで、この疲労度・・・」


いけるのか?本当に。


それに、さっきから、足首の腱のあたりに「キシキシ」と引っかかるような違和感を覚える。特に痛みはないけれど、なんだろうこれ?



『向かい風がなければ、すごく順調だったはずなのに・・・』



(つづく)




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