●ついにその時はやってきた

『ドラキュラ』ことワラキア公ブラド3世の生家(現在はレストラン)での夕食(*v.v)。。
ドラキュラになぞらえたメニューを平らげることで、『ドラキュラ撃破』という事に設定しよう。
・・・2Fのテラスに移動しようとしたその時
●おおっと!

ドラキュラ配下のヨロイの騎士に襲われたが、ヒラリとかわしてワンパンチで撃破

そして、その先のカフェテラスに歩を進める・・・
●KOU:「あれ?食事出来るかしら
?」

あまりのガラ空きぶりに、スタッフに質問してしまったくらいだが、問題ないらしいので好みの席に座る。
立体的なテラス席は、観葉植物の緑が多くて、個人的に好きな雰囲気
しかし、どう見てもブラド3世の時代(15世紀)の造りではないな・・・
●まあ、いいや

事前調べでは、ドラキュラになぞらえたメニューがたくさんあるというが・・・写真を見るだけではよく判らない。
ペラペラとメニューをめくると・・・
●あっ
!

『ドラキュラ ディナー』
!
なるほど、ポークチョップ、鳥ムネ、鳥モモ、ハンバーグみたいなのやらソーセージやらのセットらしい。
肉類の合計グラム数は・・・720g
2人のパーティー組んでてもムリだろうに、それと一騎打ちなんて、考えただけでも、うーむ、おそろしい。
確かにドラキュラと戦いに来ているが、勝てない相手と戦って、お見苦しいところを晒すつもりもない・・・。
●僕が勝てそうなドラキュラは・・・

おっ!このドラキュラシチューなら僕1人でも倒せるんじゃない
?

ゴキュゴキュゴキュ・・・><;
そして・・・
●ドラキュラ(シチュー)登場!

具がゴロゴロ入った血を彷彿とさせる色のシチューにイタリア料理のポレンタの塊が2つ乗っかっている。
これとて、1人で戦うには十分すぎる量 かなり手ごわい相手だが、突撃してお口に運んでやると・・・
「おいしい
!」
なんだよ、色々なサイトで「観光客向けの店で値段は高めだがおいしくない」とか書いてあったの、嘘じゃん。
皆さんどれだけグルメなのか、また、値段高いか低いかも判らんけど、十分美味しいと思うわ。
見ると、僕がのんびり食事している 戦っている間に、テラス席はいくつものパーティーでにぎわっており、
ドラキュラ(ディナー)は、各テーブルでどんどん平らげられているようだった。
●ドラキュラもおてあげ

シギショアラに平和を取り戻した・・・(*v.v)。。
・・・しかし、やり切った感満載の僕に、ウェイトレスが告げる。
ウェイトレス:「まだよ
。あなたが本当にドラキュラを倒すにはお城に行かないといけないわ」
KOU:「・・・城だって
?」
ウェイトレス:「そう、ドラキュラの城がここから150km離れたところにあるのよ
その城の名は・・・」

㉛
(ルーマニア) 城塞都市シギショアラ 脱出篇
●ロマン探求ポタ2018(*v.v)。。後半テーマ曲 KONAMI 悪魔城伝説(1989)♪Aquarius
●シギショアラの町に日没が迫る

旅路の中で何回目かのウェディングドレスとタキシードに出会う。
この町の中なら、フツーの一眼でなら、どこで撮っても、誰が撮ってもそれなりの絵になるだろう。
●問題は、僕のカメラだ

旅の冒頭でLUMIX GX7の充電器を落とし、道中では調達不能だった為、撮影をXPERIA Z5に頼っている。
日中の撮影はさほど問題にならないのだが、何しろ3年前のスマホなので、暗がりの撮影には強くない。
●日没後の撮影には苦労する筈だ

この旅路も、今晩、そして明日もう一晩残すだけとなったが、LUMIXの件は大いに残念だった。

愛馬・BROMPTON号失踪の件も大いに残念だった。
ってか、明日、僕はBROMPTON号無しで『ドラキュラ城』にたどり着けるのだろうか?
イスタンブールやブダペストで調達出来ていればよかったが、それもかなわなかった以上、
少なくとも、帰国した後には、速やかに新・BROMPTON号を購入せねばならないだろう・・・。
●やがて、日没

シギショアラは稚内市にある日本最北端(北緯45度31分)より北の北緯46度にある内陸の町なので、
9月下旬の今でも、夜になると結構寒いようだ。
まあ、それでも、北緯55度のモスクワよりはだいぶあったかい。

昼、通った階段道を通って、城塞の方にもどろう。
●振り向くと、満月

『ワーウルフ(狼男)って、満月見ると狼になっちゃうんだっけ・・・』
そんな事を、多分30年ぶりくらいに思い出しながらトコトコ歩く。
『怪物くん』に狼男って出ていたなあ。あ、でも、『ドラキュラ』の方が印象強かったな。
血じゃなくて、トマトジュース飲んでたザマスね・・・。

藤子不二雄先生も、ここに取材にいらっしゃったのかしら・・・
●ちと冷えるが、静かな城塞の町で一杯やっていこう

ホントに、静かで心地いい
~♪
旅をするなら、やっぱり、こういう町が好みだ・・・と、視線を飛ばしたその先に・・・
●おや、建物の角から鹿が頭を突き出しているぞ

これ、中世の貴族の邸宅なのだそう。
シギショアラは中世の城塞都市の構造をヨーロッパで最も保っているという(ルーマニア政府談)けれど、
それでも、貴族のお宅は3軒しか現存していないそう。
●しばらくのんびりくつろいだので・・・

宿に戻ろう
やっぱり、駅近じゃなくて城塞都市内に宿とってよかったなあ。
●外のドアのカギを開けて中に入り・・・

●中戸のカギを開けて中庭に入り・・・

・・・どうやら、鳥もどこかで寝ているようだ。
●部屋の扉を開けて、中に入る

ベッドの上に置いてある絨毯は、
宿の主人が不在で困っていた時に電話でやりとりしてくれた雑貨店の女将さんに対し、
お礼の気持ちで購入した5000円の安物(←トルコ絨毯のせいで感覚が少し狂ってる)。
トルコ絨毯2枚はお土産に使い、この1枚は僕の部屋で使うことにしよう。
・・・酔いも回ってて、この夜はコトンと就寝・・・
●2018年9月22日 05:50

出発に向けての荷造りを終えた僕の部屋のドアを、ゴンゴンとノックする音が響く。
ミハイ(宿のあるじ):「おはよう、KOU!ゆっくり出発してくれて構わないぞ。また来てくれよな
」
・・・待ち合わせ時間に30分以上遅刻するのに何の連絡も寄こさなかった調子いいミハイと笑顔で別れ、
まだ暗い町を駅へと歩き出す。

非常に印象的だったシギショアラ。

ドラキュラレストランとかネタも豊富。
トランシルヴァニア自体がBROMPTONやミニベロの雰囲気に合うと思うし、
ポタ倶楽部とか、あるいはBROMPTONサークルの旅先として選んだら面白そう。
とはいえ、渡航するにはそこそこ日数がかかるから、大抵の場合は日程調整でとん挫するだろう。
●僕らもまだまだ現役世代だから、仕方ない(*v.v)。。

さらばシギショアラ。
また来るよ。
●トコトコ歩いてやってきたシギショアラ駅

こうやって見ると、なかなか小ぎれいな駅だが・・・

駅の中は、なぜか吹き抜けの2Fは明るいのに、肝心の1Fは暗い。
壁にもたれかかってしばらく待とうと暗がりの方に進んだら、
何もない床に20歳くらいの女の子がごろんと寝っころがっていて、びっくりして声を上げそうになってしまった。
・・・まあ、こうやって寝てる人もいるくらいの時間だから、暗いほうが都合がいいかもだ。
●時刻表

どうやら上り・下りの区別なく1枚の時刻表にまとめられているらしいが、深夜0時~朝6時の着発が多い。
『IR』は国際列車の略号だったと思うから、ルーマニア国鉄の都合関係なく夜の列車が多いのだろうが、
16:00~00:00の列車が皆無なのを見ると、おそらくこの地域には『鉄道通勤・通学』の概念が無いのだろう。
●僕が乗るのは7時15分発のブラショフ行き

列車を待っている間に、外が明るくなってきた。
●トランシルヴァニアでの戦いも、次の『ブラショフ』が最終ステージ

ブラショフ決戦後の首都ブカレストは『飛行機に乗るだけ』の立ち寄りで、通過点みたいなもの。
ゆえに、ブラショフでは、途中から何の為に来たのか判らなくなってしまったこの旅の『こたえ』を、
キッチリと手に入れたい。
●そんな僕を迎えに来たルーマニア国鉄R3500 魔列車

『・・・そうだ、俺さんを見習って、最終ステージ前にステータスを確認しておこう・・・』
なまえ:KOU
ぶき :すで
よろい:ぬののふく
たて :すで
うま :なし
きろく:XPERIA Z5
たからもの: シルクのじゅうたん キリムのじゅうたん たいりょうせいさんのじゅうたん そのたおみやげ
じつだん:185ドル(21,000えんくらい)、300レイ(8,000えんくらい)
じょうたい:のろい(そうびふんしつ)
『・・・ひどい状況だが、あと1ステージくらいなら、何とか耐えて突破出来るだろう
』
しかし、僕のその見通しの甘さが判明するのは、最終ステージブラショフだった。
■ロマン探求ポタ2018(*v.v)。。INDEX
Ⅱ.トルコの章
Ⅲ.ハンガリーの章
Ⅳ.ルーマニアの章
終章

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