●2026年3月21日(土) 12:00すぎ
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僕は富山県黒部市から新潟県上越市に向かう道の途上にいた










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昔の難所「親不知子不知」(おやしらずこしらず)付近を抜けるルートだとは知っていたが、現代でもこんな、崖にへばりつく様な道を通っていることは知らなんだ・・・








●まず、「通行禁止」と書いてある側道を進んでみる・・・
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洞門の中をチャリ(しかもBROMPTON)で走るなんて怖いからね・・・













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・・・ほどなく行き止まり。

やっぱ、洞門をいかないとダメか














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300mほど引き返し、洞門に入る

進行方向側は通行量はあまり多くなくてホッとする。

でも、一応上り坂だね。












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「現代でもあまり余裕ない道」って感じ。









●洞門の外は・・・
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うわ、すげえな

現代道になる前、ココはどうやって通ったんだ?











●長い洞門を抜けると・・・
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うわ、トンネルか








・・・ん?









●なんと、トンネルの手前に自転車道
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どうやら1世代前の道らしい。

ラッキー









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いいながめ








●案内板があった
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昔の写真

明治43年(1910)は人力車で通行していたようだ。

ってか、電柱があるぞ

電力普及し始めてそんな経ってない頃の筈だけど、こんな立派な電柱が???







●むしろ、今は電柱がない
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そして、いかにも人工的な崖が右手方向に。









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ここ、明治16年(1883)に、おそらく人力で掘削して道を通したようだ。

道の歴史はそういうものだけど、なんか、胸が熱くなるな

しかし、その前はどうやってこの崖を通っていたのだろう?









●道の先に何か見えてきた
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崖に張り出したような東屋・・・?

行ってみよう!









●東屋の外には、こちらに視線を飛ばしてくるおっさん
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ウォルター・ウェストン(1861〜1940)

日本に「登山文化」を広めたイギリス人宣教師・登山家で、日本アルプスを世界に紹介した人。

自身の著書に「親不知子不知が日本アルプスの入口である」と紹介したことから、ここに立像されたらしい。












●東屋は「親不知子不知紹介センター」だった
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なるほど、この難所には時代別で4世代の通行路が存在したらしい。

これはわかりやすいぞ!












●第1世代は・・・波打ち際か
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「崖伝いに細い道があったのかしら?」と思っていたが、考えてみりゃ当然か。













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潮が満ちていない時を見計らって、波打ち際を必死に歩いたのだろう。

草鞋では滑って転んだり、尖った岩や貝殻で足をザクザクにケガしたのではないだろうか。

満ち潮になってきたら逃げ場は殆ど無さそう。

しかも、おそらく風呂敷の様なものに包んだ荷物と、子供の手を引いたりしている筈だ。



『なるほど・・・親不知子不知か・・・











●第2世代の道は、僕が今通ってきたルートとほぼ同じらしい
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写真では結構な山道だけど、波打ち際歩くよりずっと安全で早かったのは間違いない。













●3・4代目(隧道)も含めてわかりやすく表現しているジオラマがある
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一番下の波打ち際が、第1世代。第2世代以降は非常に高い場所に道があるのがわかる。













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第1世代の道では自然地形を利用した避難所が利用されていたようだ。

実に興味深い。





いや、この東屋、道好き・地形好きにとってはめちゃくちゃ面白い施設だった








●道はまだまだ続く
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洞門もまだあるが、ここからは下り道の模様。











●少し進んだ休憩所で「親不知子不知」を振り返る
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たった150年前は、みんなあの波打ち際を移動していたんだな。
















●越中・越後ポタのテーマ※このゲームには北陸ステージがないのでテキトーに













●加速して上越市を目指す
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●糸魚川市の中央部に近づいてきた
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土地勘が全くなくて、山の名前も見当もつかない













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●糸魚川駅前
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消雪設備による錆色は、北陸3県より新潟の方が強いのかな












●皆さん、お気づきだろうか?
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2日間通して、すごく自転車フレンドリーな道であることに












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富山県~新潟県(少なくとも上越市付近まで)は・・・













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圧倒的な自転車快走路!!












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BROMPTON(勿論、ノーマルブロンプトン含む)でも余裕で素敵な旅ができちゃう












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ちなみに、進行方向は富山→新潟がいいと思う











(喫茶店にピットイン)
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多少の気象変化はあるものの「逆方向より明らかに追い風になりやすい」のと、「海側を走ることになる(反対方向だと山側になり、洞門の時など最悪)」だからだ。









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おいしいおむすびを頂き、再度漕ぎだす











●この先、自転車専用道は小トンネルの連続
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もしかして、これ、鉄道線跡の自転車道か?











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すぐにまたトンネル













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本州の道では、過去走った道の中で最高レベルなのはまちがいない(まあ、他のポタリストほど日本中走りまくってるわけでもないけれど)











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テキトーに走りに来た道が、こんなに気持ちいい場所だったなんて









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●上越市の港が見えてきた
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しかし、本当に土地勘なくて、「上越市」と言われてもピンとこないんだよな











●あっ
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なんだ、直江津駅がある町か

それなら桃鉄で来た事あるわ












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上杉謙信の腹心・直江兼ナントカのおひざ元の町だ。多分










●17:30
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直江津駅到着!

走行距離は大体100km。

疲労度も少ない、本当に最高のサイクリングロードだった










●そして、本日の投宿先
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駅の真正面「ホテル ハイマート」。

ブロウルフを折畳み、チェックインだ





(つづく)


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