●2026年3月21日(土) 07:12
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ハッ・・・

・・・朝、か・・・

普段、こんな時間まで寝てることはない。

ずいぶん、グッスリと眠ったようだ。






●2泊3日のミニ旅の上・・・
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今日走るキョリも100kmと楽勝だし(たぶん)、気が緩んだようだ。

昨日のうちに用意していた朝ごはんを食べ、ノタノタとチェックアウト。

この宿、悪くなかったな。

グループの旅で使ってもいいかも知れない。










●さて、今日の予定は・・・
地図

日本海沿いを北上して上越市まで走る。

キョリは100km弱。

旅の冒頭でも述べた通り、出かける4時間前にふっと思いついたコースで、どんなルートなのか全く調べていない。

・・・まあ、幹線道路沿いだし、いざとなればタクシーでどうにでもなるだろう









ただし、今日の「出だしのまち」には来た事がある。











●08:21 まずは黒部市生地(いくじ)の前名寺に立ち寄っていく
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室町時代に建立されたお寺だそうだ。

以下、お寺の案内板にちょっとした補足を加えて説明。




延元元年(1336)、足利尊氏は武功の恩賞として、朝倉広景に菅原道真とその嫡子の直筆と伝わる日月天神を与えた(*v.v)。。

(日月天神とは、道真を太陽と月を背にした姿で描いた格式の高い天神像で、強い加護をもたらす尊像として尊ばれてきたもの)

その後、朝倉義景が織田信長に敗れると、この天神軸は腹心の田村是輝・景法父子に託された。

父子は生地へ移り、天正十一年(1589)に景法が宮川町に善名寺を建立してこれを祀った。

のちに前田公の意向により寺名を前名寺と改める。

さらに第十一代是寧の代、弘化二年(1845)に清水の湧く現在地へ移転し、今も寺の裏には清水が湧き続けている・・・(*v.v)。。





日本屈指の峡谷をもつ「黒部川」の河口部南側に広がるこの生地地区は湧水のまちとして知られており、町の中にいくつも清水(しょうず)が湧いている。

それの立ち寄り先の一つ目に選んだのがこのお寺だ。

池の方に言ってみると・・・あれ?

誰か池の中でじゃぶじゃぶと何かやっている








KOU「おはようございます。ちょっと池を見させてもらおうと思ったんですが・・・」

和尚さん「ああ、そうかね 今、池の掃除をしてたんだ。もうちょっと待てば、すぐ水は綺麗になるから」



和尚さんは池の藻を掃除していたのだという。



KOU「実は昨年夏にも仕事で池を見させて頂いたんですが、あまりに綺麗だったのでプライベートでも見に来ようと思って。やっぱり、藻の掃除などは頻繁にやられているんですね」

和尚さん「まあ、ほっとくとやっぱり生えてくるからね。夏も来たのかね?冬だとずいぶん景色違うでしょう



確かに、夏は庭はかなり緑に包まれていた印象だったが、今は大きなケヤキと数本の植木があり、池や水路がはっきり見えてだいぶ印象が違う。

ケヤキの枝にはトンビが営巣していた。







●話をしているうちに、水はどんどんキレイになってきた
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和尚さん「他所の清水は今は塩ビパイプだし、地下100mからポンプでくみ上げてたりするけどね。ここは昔と同じ竹筒で、深さは地下90cmくらいなんだ」

KOU「おお、昔とおんなじという事ですか

和尚さん「ここはそうだね。ああ、でも、竹の中に塩ビ管入れてるのもあるけどね」



ちなみに、砂は和尚さんが買ってきて敷いているものだそうだ。吹き上げてくる砂は細かすぎて水路に流れて詰まってしまうのだという。


池は水路を経て海につながっている。

どこからか魚が遡ってきて、池の石の下に住んでいる事もあるらしい。ある時はうなぎがいたとか?





予想外だったが、なかなか面白いお話をお伺いできて満足












●生地の町の中を走ると、たくさんの清水(しょうず)に出逢える
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町なかの水場。

大体、三段に分かれている。

上から順番に、飲用、炊事用、洗い物用になっているわけだ。










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こういった水場は、その町内会の人が一生懸命掃除をして守っている。

生地の上水道普及率は現在でも50%程度だそうだ。

穴を掘れば水がいくらでも湧いてきて水道代がかからないから(実際はポンプの電気代などはかかっているのだろうけれど)。

実際、夏に生地のまちなかを仕事で見て回らせて頂いた時、多くの家に清水が湧いていて、じゃばじゃばと大量に水が敷地外に流れ出している事を知った。











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これは酒屋さんの清水。名水の土地だから、お酒も当然おいしい。

営業時間中であれば見学も可能。










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ただ、その生地も、少子高齢化で空き家率50%以上だそうだ。












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昨日立ち寄った可動橋「生地中橋」。

かつては北前船、そして現代は漁業のまちらしい。漁船が出入りする時、この橋はググっと動き、水路をあける。









●本当にいい町
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「清水」を愉しみに来るなら、冬よりは暑い時期のほうがいいだろう。











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例えば、立山連峰に電車などで輪行して、下りつつ農村地帯を走り回り、生地のまちに滞在して遊ぶのはいいかも知れない。

黒部にしても、隣の魚津にしても、立山連峰から流れてくる川の周辺に広がる景観は非常に素晴らしい。農村の施設(円形分水塔など)見どころいっぱいだ。










●越中・越後ポタのテーマ※このゲームには北陸ステージがないのでテキトーに












●ここからはサクサクいこう
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・・・そんな事を思いながら












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・・・ひなびた港町を北上していく。











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海岸線沿いの道も気持ちいい。









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黒部川の河口に達した。

川を渡ると入善町。

その先、朝日町。

その先は新潟県。














●道はとことん気持ちいい
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再び海岸沿いの道を進む














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海沿いの自転車専用道をいくと・・・














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富山湾サイクリングロードの終点(始点)に!

氷見市から朝日町までつながっているらしい。

道中、かなりの部分この道を利用したが、本当に気持ちよかった。

ここはまた利用したい。











●そして、新潟県に突入!
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意外な事に、人生初新潟。

今まで上空を通過するか、桃鉄でしか来た事が無い県だ。












●市振宿場をゆく
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北陸街道上の関所があった土地。

そして、険所・親不知子不知(おやしらずこしらず)最寄りの休憩場所でもあった。










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やたら古そうな、そして大きすぎる地蔵もある



道があまりに険しすぎて、そこを通る時、親は子供に気を遣うことができず、子供は親に気を遣うことが出来なかったという場所。



ゆえに親不知子不知・・・色々と辛い出来事があった事は間違いない。













実際どんな場所なんだろう・・・?

数分後、その景色が僕の前に広がる。





















●おおお・・・
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これは、今まであまり走った事が無い道だな。






(つづく)




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