●2019年9月22日05:00(モロッコ王国現地時間)
目を醒ました僕は、吹き付けられる潮風で白く濁っていた窓を開けたところだった。
しばらくの間、夜明け前の港町を眺めてみる
『僕の人生で、もう一度この街に来る事があるだろうか?』
●まあ、多分ないだろう(*v.v)。。
さて、チャーターしていた空港行きタクシーがやってくる時間。
もう、あの海を眺める機会も無いってことだな。
ここで、完全にこの旅の終わりを感じた。
帰路の途中、おそらくそう遠くないうちに「日常に戻った感」を感じることになるだろう。
●『・・・おっと』
カサブランカではまだやらなければならない事があったっけ
それは、おみやげの購入。
●本当はホテル内のこのショップで購入するつもりだったが・・・
昨日も開いてなかったし、勿論、今朝も開いてない。
『やはり空港のショップしかないか』
●5:40、タクシーに乗り込む
さらば、愛と憎しみのカサブランカ(*v.v)。。
目を醒ました僕は、吹き付けられる潮風で白く濁っていた窓を開けたところだった。
しばらくの間、夜明け前の港町を眺めてみる
『僕の人生で、もう一度この街に来る事があるだろうか?』
●まあ、多分ないだろう(*v.v)。。
さて、チャーターしていた空港行きタクシーがやってくる時間。
もう、あの海を眺める機会も無いってことだな。
ここで、完全にこの旅の終わりを感じた。
帰路の途中、おそらくそう遠くないうちに「日常に戻った感」を感じることになるだろう。
●『・・・おっと』
カサブランカではまだやらなければならない事があったっけ
それは、おみやげの購入。
●本当はホテル内のこのショップで購入するつもりだったが・・・
昨日も開いてなかったし、勿論、今朝も開いてない。
『やはり空港のショップしかないか』
●5:40、タクシーに乗り込む
さらば、愛と憎しみのカサブランカ(*v.v)。。
24. 終 章
ヘンテコな世界、非日常への好奇心 篇
ヘンテコな世界、非日常への好奇心 篇
●「・・・」
乗り込んだタクシーの運ちゃんは無口な男だった。
『まあ、話しかけられたところでペラペラおしゃべりするほど語学力あるわけでもないが』
・・・車窓を流れる景色は、先日走った空港~カサブランカまでの農道等とは違う幹線道路。
昨日の農村ポタリングは本当に楽しかった。
住民にカメラを向けるのが申し訳なくて撮影しなかった集落の情景が一番よかった。
『やはり、ロマン探求ポタの旅先はトランシルヴァニアにしても、ポルトガルにしても、
モロッコにしても、田舎町のほうが楽しいな』
●ムハンマド5世空港にてBROMPTONくんとひとたびのお別れ
まあ、日本行きの便でならぶっ壊れても構わんのだけど・・・
でも、やっぱり、どうか無事に辿りついてくれよ
●搭乗するまでバタバタするのは御免・・・
両替をしてからにしようかと思っていたが、カウンターが見当たらない。
まあ、これだけ大きい空港ならば、両替所は出発ロビーにもあるだろう。
とっととチェックインを済ませよう。
●帰路では2つの空港に立ち寄る
1か所はアブダビ国際空港、もう1か所は浦東国際空港。
乗り換えがあるアブダビ発のエアチケットが発券されたが、立ち寄りの浦東国際空港発のは無いようだ。
・・・と、出発ロビーに入ってから気づく。
『・・・あれ?全然、両替所が無いぞ
広大な出発ロビーマップを見ても、両替所のマークは見当たらない。
『マジか
今、手元にはたしか5万円弱のモロッコディルハムがあったハズ。
しかし、成田ならどうか判らんが、セントレアでは絶対両替出来ないハズ。
また、名古屋市内の銀行でも両替出来ないだろう。
あちこちで使えるドルやユーロなら次のロマン探求ポタまで取っておいてもいいが、
二度と使わないであろうディルハム5万円分は、さすがにもったいない
●KOU:「なんとかなるまいか

インフォメーションセンターの若者に、ダメ元でユーロへの両替を相談してみる。
若者スタッフ:「うーん・・・」
彼は少しの間考えこんでから
若者スタッフ:「わかったよ、手元のディルハムはいくらあるの?」
『えっ、マジで対応してくれるの
彼は僕が財布のディルハムを取り出すと、手元で手早く枚数を数えた。
若者スタッフ:「〇〇ディルハムで間違いないね
KOU:「あ、ああ
金額のメモをとった彼はインターホンでどっかに電話をかけて、アラビア語で何やら会話して受話器を置く。
若者スタッフ:「安心してくれ、準備するよ
かくして、20分後、僕の財布は記念のわずかなディルハムだけ残され、
再び、大半がユーロで満たされた。
KOU:「おお!ありがとうありがとう
」
若者スタッフ:「じゃあ、さようなら。日本までステキな旅を
●『今回も、色々な人に助けられる旅だったな・・・』
そんな事を考えながら、空港のショップで最後のおみやげを購入。
僕の旅はポタ旅ゆえに一般的なサイズの「おみやげ」は基本的に購入できない旅なのだが、
最後の空港のここでなら、バッグの中から旅でもう使わないモノを捨てて少しの空きスペースを作り、
ちょっとしたサイズのおみやげを買う事が可能。
実家向けに大物の(と言っても高さ20cm程度の)美しい花瓶を購入し・・・
餞別をもらった社長向けの「つぼ型灰皿」やら、小皿など、ばら撒き用以外のおみやげを購入する。
●さあ、あとはもうエディハドエア0612便に乗って飛ぶだけ
地球の裏側の日本までしばらくの空の旅。
アブダビまでの便も、その先の便も窓際の座席じゃないし、
映画を見る事もほとんどしない僕には監獄の様な旅になろうか。
この先のブログ執筆に向けて、写真の整理でもしておくしかなさそうだ。
●初めて乗るエディハド航空機
モロッコではなく中東UAE国営のエアラインらしく、なかなか綺麗な航空機。
UAEのアブダビ国際空港に向けて、9:50にムハンマド5世空港を離陸した。
さらばモロッコ(*v.v)。。
いい思い出をありがとう。
●ロマン探求のテーマ(*v.v)。。 SPIRAL STAIRS 「BabeL ~Grand Story~」 KONAMI 2010
●出発後しばらくして、この旅6回目?の機内食(軽食も含む)
あ、これ、『タンジェのまち』で小悪党のおっさんに案内してもらった店で食べた、
タジン鍋で出てきた料理と同じだ
おっさんに教えてもらった通り、具材にナイフを入れて少し細かくした後、かき混ぜて頂く(*v.v)。。
なかなかおいしい。
さらにしばらくすると、コーヒーとともにおやつが出てきた。
サービスは手厚いらしいエディハド航空。
『面白いな』と思ったのが・・・
●飛行中、MAPでずっと「聖地メッカ」の方角を表示している
以前、ロマン探求ポタの探訪先として「メッカ」を組み込むことを検討したものの、
サウジアラビアは入国自体がけっこうめんどくさそうなのを知り、諦めた事を思い出した。
でも、やっぱ行ってみたいんだよな~、メッカ。
さっき、朝のカサブランカを出たハズが東に向かうに連れて時計の針はどんどん進み、
ほどなく夜の世界に入り・・・
●2019年9月22日20:25(アラブ首長国時間)
アブダビ国際空港に到着。
むっとする熱気。日本の高湿度の夏と同じだ。
今回の旅ではサハラ砂漠に行ってきたが、こういう暑さは感じなかった。
サウジアラビアはここの隣の国だったから、似た様な暑さかも知れない。
行ってみたい
アブダビ国際空港ではたくさんの国籍の人が入り乱れていて、
最近は日本でも感じる様な、見慣れたインターナショナルな感じになった。
一度も来た事ない国、空港なのに、一気に日常に戻った様な錯覚。
去年(2018)の帰路で おフランスのシャルル・ド・ゴール空港に到着した時と全く同じだ。
やっぱり、僕の旅はカサブランカで終わっていたんだな・・・と感じる。
ほどなく、多数の日本人の団体ツアー客、あるいは個人客と合流。
日本の国内線に乗るのと大差ない感覚になってきたぞ。
●21:30にアブダビを出発
実際に飛行機に乗ってみると、日本人客は相当数いるものの、
浦東国際空港経由便という事もあって、やはり中国人客が多いらしい。
●2019日9月23日たしか10:00頃(中華人民共和国現地時間)
上海の浦東国際空港に到着。
ここで、日本人を含む機内の大半の人が降機していく。
日本人客の大半は成田、あるいは関空に行きたいだろうから、そりゃあそうかも知れない。
そのあと、公務員らしい制服を着た綺麗な女性の係官がやってきて・・・
●簡単な質問、簡単な手荷物検査をされた後・・・
外国の空港係官では珍しいフレンドリーな所作で、小さな紙を渡された。
係官:「無くさないで持っている様にしてくださいね
初めて経験した飛行機を乗り換えないタイプの「中継」は、こういうものらしい。
●浦東出発後、ほどなくしてこの旅7回目?の機内食
浦東で積み込まれたと思われる中華料理、美味しかった。
来年(2020)は、マジで中国大陸の田舎の方に出かけて、中国的な郷土料理とか食べてみたいな。
3泊4日ぐらいで、ひなびた場所をのんびり旅してぼーっとすごして、戻ってきたい。
中国あたりなら、近くてちょうどいいと思ふ。
●中部国際空港までのフライトは、ご覧の通りガラガラ
この状況なら、もしかして・・・!

ANAハワイ路線のCMで綾瀬はるかさんがやってた「座席で寝転がるヤツ」やれるかも
やっても怒られないかも!
●・・・やる勇気が出ないうちに、飛行機はぐんぐんと高度を落として
見慣れた海面が目に飛び込んできて・・・
見慣れた緑、見慣れた空港施設が窓の外に見えた。
●2019年9月23日13:50(大名古屋現地時間)
中部国際空港に到着!
いやあ、マジで慌ただしい旅だったぜ
●バゲッジクレームに入ると・・・
BROMPTONくんが僕に気づき、向こうのほうから走ってきた!
KOU:「BROMPTONくん
●BROMPTONくんの着衣は相当に乱れがあった
ところどころ破れ、中身が外に飛び出している。
クランプの部分がこうなっているのはBROMPTON座の樹脂聖衣(ポリクロス)がズレたためだ。
樹脂聖衣には、まだ改良点があるという事だ。
ともあれ、迷子(ロストバゲッジ)にならなくてよかったよかった。
●その後、名鉄特急ミュースカイで金山駅まで向かう間、次の旅のことを漠然と考える

次はどこに飛ぶのがいいだろうか。
本当に行きたかった中米、それとも、メッカへの旅をもう少し調べてみるか?
いやいや、来年のロマン旅のことを考える前に、
秋の珍スポ旅やBROMPTONキャンプの事を考えるのが先か・・・。
●金山駅からはタクシーで自宅に向かう
運ちゃん:「・・・」
KOU:「・・・」
カサブランカの運ちゃん同様、この運ちゃんも無口だった。
去年、帰ってきた時の運ちゃんは旅好きな人で、ひと時の旅談義で盛り上がった。
今回はそれも無し、か。
運ちゃんとの話はめんどくさい時もあるけれど、楽しみたい時もあるらしい。
ってか、自分で誰かと何かしゃべりたがっている。
自分自身、意外な発見。
やはり、旅の直後で、少し高揚しているのかも知れない。
●夜、展開してみたBROMPTONくんは元気そうだった
深刻なダメージはない。
これなら、大掛かりな修理も必要なく、また旅に出られよう
無事に旅を終えられた今、旅の過程でお世話になった全ての方に感謝申し上げよう。
まだ、ヘンテコな世界への好奇心は続いているか?
『続いている・・・!』
大丈夫、また、君と旅に出られるよ
ヘンテコな世界、非日常への好奇心、おそらく、それが僕の燃料源。
色々忙しい、立場も変わるし、気力の上下もある。
でも、やっぱり積極的に旅したい。
この気持ちは、どうやらそう簡単には尽きないようだ。
自分自身でも、なんか安心。
僕なりのロマン(*v.v)。。を探求する余地が残されている非日常の場所へ、また、出かけよう。
-完 結-
































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