⑧3日目後半(聞きしに勝る険路、因幡)
●約5kmの峠道を突破する
いやあ、しんどい。
とりあえずエネルギー補給 ゴキュゴキュ
ん、「愛のスコール」って、この飲み物以外でも聞いた事があるような・・・
●これだ
子供の頃、何度も再放送で見たルパンのエンディングテーマ「ラブ・スコール」。
たしか「Love squall」だよな。「Skal」ってなんて意味だろ
それを調べている時間は無い。
大好きな大野雄二さんの曲はXPERIAにもたくさん入っているので、それを流しながら走行再開
●鉄道と合流
山陰本線か。
向こうからやって列車がゴトゴトやってきた
そういえば、子供の頃は「鉄道旅」にやたら惹かれたっけ。
その頃の僕には日本全国が「未知の世界」。
そこに自分を運んでくれるであろう「列車」も「未知の体験」だった。
2つが組み合わさればワクワク感を感じない筈はなかった。
現在・・・「鉄道旅に全く関心が無くなった」と長らく思っている。
でも、2018、東欧での寝台特急ユーロナイトの旅は、やっぱり高揚した。
「未知の場所で、未知の体験をしながら旅するワクワク感」
僕の本質は、子供の頃と全く変わらない。
●ようやく、海が見えてきた
いやあ、今日はほんとにしんどい
●景色はいいが・・・
曇天だし。
●ここから先のリアス式海岸の道の厳しさは予想できる
もう、ひたすら進むしかない。
切通しの先に海、その先に高い所を走る道が見える。
ヤレヤレ・・・
カーブの先にひなびた集落。
「舟屋(フナヤ)」ってヤツか
●じっくり眺めたいが、時間が・・・
ああ、あの上まで登らなくちゃ・・・
さっきの切通しが随分下に見える
本当に美しい景色の中・・・
のぼっては下り・・・
下ってはのぼりを、ひたすら繰り返す・・・
160kmも
●うーん、すごい
ロードバイクでならそういう旅してる人はいくらでも・・・
・・・
・・・
・・・いや、日本にはそうそういないかもだ- -;
①現役のビジネスマンが、
②1週間連続で、
③毎日160kmとか走って、
④走るだけじゃなく観光とか登山も楽しんで、
⑤それを年に3回も、
⑥ロードバイクではなくBROMPTONで!
⑦しかも、どんな時でもブログが間延びしない(←これ、かなりすごい)
こんな旅人、他にいるだろうか?
僕はやったところで①、②、⑥しか満たせない。

やっぱりキチ・・・貴重で異常な逸材だ。
重傷から無事に回復されればよいのだが・・・(*v.v)。。
●海を越え、山を越え、いくつもの町を抜けてひたすら西進
●有名な場所に差し掛かる
余部(アマルベ)
有名な鉄橋がある場所だ。
立ち寄っていこう
●一部しか残っていなかった
これじゃあ上っても仕方ないな。
●時刻は16:30
休みなく走り続け、ゴールまで残り40km少々。
「ムリしなければ保ちそうだぞ」
しかし・・・
●「おや??」
ナビが指示する道は自動車専用道で入れないぞ
●これは一体・・・!?
ナビが案内してきたR178だが、この先の山を貫くトンネルは自動車専用道らしい。
●イヤすぎる予感

目の前は山でどんづまり。
このクソな自動車専用道を迂回する為には、かなり戻って山を回避しなければならない。
追加せざるを得ないキョリは約20km
・・・20km追加???
ゴールまで50km
それはちょっと・・・。
●「と、なると・・・」
地図中央に、魅力的なアイコン「駅」がある
もう、目の前と言っていい。
正直、だいぶ疲労がたまっている。
『ここから列車に乗ったら、さぞかし・・・・・・(*v.v)。。』
しかし、それも随分中途半端な幕切れといえよう。
●・・・判ってるよ
ここに道があるのは。
見えないフリをしてただけ
行けばいいんだろ、行けば
●やがて、道の先にイヤな感じの上り坂が見えた
とほほーっ
ぐあ
こんなのが何回も続いて、ぐんぐん高度を上げてゆく。
なんちゅう坂だ
勾配は14%らしい
めちゃキツイ
もう、140km以上も丘陵地帯走ってきてるし。
ああ、夕景に変わりつつある
延々と続く「七坂八峠」とかいうヤバめの名前の道を走っていると・・・
●ほどなく日は落ち、水平線の夕日は拝めず・・・
●戦いのステージは闇夜へと移行!
●実は、脚にはまだ全然余力がある!
明日も100kmくらいなら問題なく走れそう!(注:平地に限る!)
●18:36、鳥取砂丘に到着・・・
とほほーっ
広大な砂山で夕焼けを迎えるつもりも1時間遅れ。
写真では夕焼けが見えるが、肉眼では真っ暗だった- -;
●まあ・・・いいさ
今回の旅の目的は「次の海外ポタ練習」、目標は「走り切ること」だからな。
ここにちゃんと立ち寄った事実があれば、十分
●あとは、最終ゴールの鳥取駅前のホテルへ
この道は10年前に仕事で来た時にタクシーで通った道だな。
まだ30代半ばだった。
若かったんだなあ、僕も
●砂丘から約30分で、鳥取駅に到着!
2階建ての小さな駅舎は見覚えがある
あの頃から建て替わってないようだ。
そして・・・
●2020年9月22日(日祝)19:18
この旅最後の投宿先「鳥取グリーンホテルモーリス」に到着
ポルトガルのロカ岬到達時とちょっと似た達成感に包まれた。
●自宅からの総走行キョリは409kmくらいだった
自走キョリに全く拘らない僕だが、今回は自分自身の進歩を確認できた
次回のロマン探求ポタ(*v.v)(海外ポタ旅)では、チャレンジングな目標も設定できよう。
コロナ禍の年に出来る事を黙々と取り組んできて、まあ、よかったかな!
そして。
今回走った尾張、伊勢、近江、若狭、丹後、但馬、因幡・・・旅情が残るとても良い地域だった。
特に、初めて走った高島市朽木村以降の地域・・・熊川宿、舞鶴、宮津、京丹後、久美浜、豊岡、城崎、竹野、香住、香美、居組、そしてこの後探訪する鳥取・・・
やっぱり、期待通りに美しく、長閑で、地域色あってステキな地域だった
折りを見て、また走り、泊まりに行きたい。
次は個々の地域をもっとじっくり味わいながら。
本編・完
(反省会&オマケ篇につづく)
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